「勉強時間を減らしたら、定期試験の点数が上がりました！！」

こんにちは。Assistant Adviser の吉田です。

今回は、タイトルを見て何を感じましたか？

ある種のこれは矛盾ですよね。
しかし、これはある米原高校の先輩の事例なんです。

彼は、野球部で高２から
レギュラーをはっていました。

ですから、部活でもボールが見えなくなるまで
練習していました。
それでも帰宅すれば、
何とか次の日の予習をしていたのです。

ところが、ある日、
高２になってから予習をしているのに
高１ほど点数が取れなくなってきたと相談を受けました。

自分では得意だと思っていた数学も
５０点を越えられない。
彼にとってはショックなことだったんです。

なぜ、これまでの方法では定期試験に対応できなくなったのか？

その原因を探るため、
彼にいろいろと質問をぶつけてみました。

「予習にはどれくらい時間をかけている？」
「具体的に予習のステップを聞かせて？」
「ノートの作り方は？」
「定期試験１週間前の対策方法は？」

数学だけでなく、英語、国語などについても
インタビューして、全体から見て何に原因があるのか
考えてみました。

すると、ある問題が浮き上がってきました。
それは、英語と国語にありました。

とくに予習の時間が高１に比べて
増加していたのです。

それが原因となって、数学の勉強時間を圧迫していました。

そこで、彼には野球をしながら
定期試験の点数を伸ばすために
「どの科目に」
「どれくらいの時間をかけて」
「どのように勉強すればいいのか」
をプランにして渡しました。

そのプランでいけば
勉強時間は当初よりも短くなっていましたが、
試験で点数を伸ばすという目的を果たすには
十分な時間でした。

結果は、タイトルの通り。
「勉強時間減ったのに、点数が伸びた！！」
その次の定期試験でさっそく彼は結果を出してくれました。


実は、このプランには
一般的には正しいとされることに
あえて、その逆をすることに
秘訣がありました。

次回は、その秘訣についてお伝えしていきます。
→　http://kawaihikone.blog.shinobi.jp/Category/17/2/

以上
河合塾彦根駅前校　Assistant Adviser 吉田新太

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