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【現役合格戦略会議】にようこそ!!ここでは、河合塾マナビス彦根駅前校のAssistant Adviserが,現役合格するために他では得られないような稀少な情報を提供していきます。ここでの情報をフル活用して、見事に現役合格を勝ち取ってください!!
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こんにちは。Assistant Adviserの吉田です。

今回は、毎年よくある数学に関する質問に対して
いま一度、解答をお伝えしておこうと思います。

Question:
「二次試験で知っておかなければならない
 数学のパターン問題の数は?」

この質問は、理系と文系でパターン数が異なる。

まずは理系で数学Ⅲ・Cまで
二次試験で出題される場合、

浪人生が1年間かけて習得するパターン数は
「300パターン」である。
多少、予備校によって異なりはするが、
多くても「350パターン」が上限である。

この300パターン台であるのは
明確な理由に基づく。

それは、1年間で500時間以内で
習得することが可能な問題数なのである。

受験対策に残された勉強時間については、
このサイトの「時間管理能力」のところで
すでに説明しているので、
そちらを参考にして欲しい。

簡単な計算をしてみれば、
「300パターン」がいかに適切かが理解できる。

浪人生は、平均して1問あたり
「解く→解説を読む(聞く)→理解する」
というプロセス全体で、30分くらいかける。

とすると1時間で2問進めることになる。
よって、300パターンを1周するのに、
300問÷2問=150時間
を要する。

回数を重ねるたびに、時間は短くなるので、

1周目 150時間
2周目 150時間×0.7=105時間
3周目 105時間×0.7=74時間
4周目 74時間×0.7=52時間

河合塾で浪人すると
同じテキストを4周以上繰り返すことを
義務付けられるので、
合計で、381時間となる。

これであれば、
500時間-381時間=119時間
残るため、
この119時間で、
・センター試験数学の過去問演習
・志望大学の過去問演習・研究
が可能となる。

つまり300パターンというのは、
受験生が消化不良を起こさない
適切な問題数ということになる。

ただ、この300パターンは
ある選択基準をくぐり抜けたもので
ある必要がある。

それは、これまでの受験の歴史で(もしくはここ10年で)
出題可能性があるラインを越えたものの
集合である必要がある。

受験で出題可能性の低い問題を
いくら理解したところで、時間を無駄に消費するだけである。

その点をぜひとも注意していただきたい。

続いて、文系で二次試験で数学が必要な場合、
これは理系の300パターンに対して、
200パターンあたりが妥当なラインとなる。

文系の方は、数学だけでなく
英語や国語も二次試験で高い能力が要求される。

なので、数学ばかり勉強もしていられない。
よって、200パターンに絞り込んで
繰り返すことをお薦めする。

理系の500時間に対して、
文系は400時間あたりが妥当なラインであろう。

詳しい計算方法は、さきほどと同じなので
ここでは省略する。

センター試験対策と二次試験対策に必要な時間を
計算に忘れないようにしていただきたい。


以上の計算結果を見て、
自分の選択した参考書やテキスト、
もしくは学校で使用している問題集は、
「この参考書で時間的に終われるのか?」
「この問題は必要なのか?」
という疑問を投げかける癖をつけていただきたい。

あとになって気づいたところで
過ぎ去った時間はもとには戻らないからである。

後悔する前に、早めに予防策を考え実行することを
ぜひお薦めする。
そして、無事、現役合格してくれ!!

以上
河合塾マナビス彦根駅前校 Assistant Adviser 吉田新太


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河合塾マナビス
HN:
Manavis
性別:
非公開
職業:
現役合格予備校