1回45分の復習で「確実に」かつ「着実に」
英文読解・解釈の力を伸ばす復習方法
(授業を受けたその日の復習方法)
<対象者>
英文読解・解釈(レベル1)
英文読解・解釈(レベル2)
英文読解総合(レベル3・4)
<道具>
・講師の解説を書き込んだ英文
・講師の解説を書き込んでいない英文
(テキストのコピー,又はReview)
・英文の日本語訳プリント
(Reviewに記載されている)
<復習のプロセス>
Step 1.(3分~5分)
「講師の解説を書き込んだ英文」を音読しながら,
『読み方(発音・アクセント)が分からない単語』
『意味が分からない単語・熟語』
にシャーペンでマルを囲んでチェックしていく.
Step 2.(3分~5分)
Step 1.でチェックした単語・熟語の読み方,意味を
『アドバイザーに聞く』
『辞書で調べる』(←時間節約のため,コチラはお薦めしない・・・)
そして,「講師の解説を書き込んだ英文」の中に
「直接」書き込んでおく.
Step 3.(10分~20分)
「講師の解説を書き込んだ英文」と「英文の日本語訳プリント」を
用意して次のような手順を踏む.
「講師の解説を書き込んだ英文」を一文音読する.
⇒その英文に対応する日本語訳を頭の中で作る
(複雑な英文構造の場合は,複雑な部分だけ別の裏紙などに書いておく)
⇒「英文の日本語訳プリント」を見て,頭の中で作った日本語訳が
正しいかを照らし合わせる.
英文構造を勘違いした部分(←致命的な間違い)に関しては,
ポストイットを貼っておく.
⇒この作業の繰り返しを全文に対して行う.
(参考)
レベル2のテキストを復習する際は,
一文一文丁寧に見直して欲しいので,
上記のステップを踏んで欲しい.
但し,レベル3・4やレベル5のテキストは
別のページでも述べるが,「予習」を行うため,
一文一文ではなく,Paragraphごとに上記の
プロセスを踏んでも構わない.
例えば,
Paragraph-1をまず読みきる.
⇒Paragraph-1の日本語訳を頭の中で作る
という具合に,Paragraphごとに復習していく.
Step 4.(3分~5分)
「講師の解説を書き込んだ英文」だけを用意する.
「講師の解説を書き込んだ英文」を音読していく.
(このとき,頭の中で日本語訳が同時に作るように
意識しながら音読する.
最初から同時にできる生徒なんていない.
けれど,普段から意識的にこのプロセスを繰り返していると
徐々に,同時に日本語訳が作れるようになるのである.
努力なしには絶対に到達できないが,
訓練によって誰もが到達できる.それだけは確かである.)
Step 5.(5分~10分)
(強制ではないが)ここで,「Check Test」を受ける.
満点を目指せ!!
Step 6.(5分)
「Check Test」の解答・解説を受ける.
Step 7.(3分~5分)
最後に「講師の解説を書き込んでいない英文」を音読する.
以上,Step 1.~Step 7.のプロセスを
目標時間40分~50分くらいで完了できれば十分である.
最初は,この復習方法に慣れるまでに
余分に時間がかかるかもしれないが,
そこで挫折しないで欲しい.
数回このプロセスを繰り返せば,
慣れてきて要領がわかってくるものである.
「復習」こそ受験生の「生命線」である.
「復習」を「確実に」かつ「着実に」こなす.
受験で勝つ方法は極めてシンプルだ.
以上
河合塾マナビス彦根校 アドバイザー 吉田新太
PR