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【現役合格戦略会議】にようこそ!!ここでは、河合塾マナビス彦根駅前校のAssistant Adviserが,現役合格するために他では得られないような稀少な情報を提供していきます。ここでの情報をフル活用して、見事に現役合格を勝ち取ってください!!
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受験勉強していると
誰もが抱く願望ではないだろうか?

もし,本当に
「テキストを丸暗記できる方法」
を開発できれば,
受験生の救世主になれる.

そんな想いを胸にあれこれ
試行錯誤してきた.


で,「完璧に」とまではいかないが,
立志館塾の卒業生や
家庭教師時代の生徒に教えていた
テキストの暗記方法として
成果が出たと考えられる方法を
ここで一つ紹介しよう.

<道具>
・河合塾マナビスのテキスト
 (世界史,日本史,生物,地学あたりがお薦め)
・テキストのコピー
・黒のマジック
・裏紙


<暗記方法>

テキストに書いてあることを暗記する際に
よく見かけるのが,
「ただ漫然と見ているだけ」
という方法.

これは,実践している本人が痛感していると思うが,
頭に全くと言っていいほど入っていない.

中には,テキストに目を通しただけで
覚えられるという受験生も,
もしかしたらいるかもしれないが・・・.

ここでは,普通の受験生がいかにテキストを
暗記するかの方法を説明することにする.

先ほどの
「ただ漫然と読んでいるだけ」
という方法をどう修正すれば
効果が上がるのか?

それは,
「問題を解く」
というプロセスを入れ込み
「頭で思い出す」
という作業を組み入れればいいのである.

例えば,
「パーフェクト世界史・日本史」
のテキストで考えてみる.

Step 1.
テキストのコピーを音読しながら,
<u>『太字』の部分だけ</u>黒のマジックで塗りつぶす.
(テキスト見開き1ページが分量として適量)

Step 2.
テキストのコピーを音読,または黙読しながら,
黒のマジックで塗りつぶした部分に差し掛かったら,
その部分に入る用語を裏紙に書いていく.


Step 3.
裏紙に書いた解答を,テキストでチェックする.


Step 4.
間違っていた部分に関して,
『<u>塗りつぶした部分を含む一文</u>』を
<u>3回声に出して読む</u>.


Step 5.
Step 3.で正解した部分に関して以下でさらに付け加える.

正解した塗りつぶし部分を含む一文の中で,
新たな重要用語を1個(または2個)塗りつぶす.

どれが重要なのかの判断は非常に難しいが,
まずは,河合塾の講師が指摘した部分は
少なくとも入試に出題する可能性が高いので,
その部分を塗りつぶせばよい.

逆に,間違った部分の周囲は,
この時点では塗りつぶし箇所を増やさない.


Step 6.
再び,テキストのコピーを音読,または黙読しながら,
黒のマジックで塗りつぶした部分に差し掛かったら,
その部分に入る用語を裏紙に書いていく.


Step 7.
裏紙に書いた解答を,テキストでチェックする.


あとは,Step 2.~Step 7.を繰り返して,
少しずつ塗りつぶし箇所を増やしていく.

どの時点まで,虫食い箇所を増やすかの判断も
なかなか難しいところだが.

 

従来の
「ただ眺めているだけ」
の暗記方法と違って,
・見る
・声に出す
・書く
という作業をフルに使っているため,
見ているだけのときより暗記の効果が著しく向上する.

さらに,「虫食い問題形式」という形をとることで
「一度,頭で考える」という
プロセスを組み入れているので,
とくに間違えた箇所は印象に残りやすい仕組みになっている.

非常に原始的というか地道ではあるが,
「暗記が得意だ」と自負している私の友人に
受験時代の勉強方法についての
質問をしていると,
多少,形は違うものの
仕組みとしては同じ暗記方法を利用していた.

どうも,受験で勝つ方法には
共通の仕組みがあるのでは?
と思う今日この頃.

以上

河合塾マナビス彦根校 アドバイザー 吉田新太

 

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Manavis
性別:
非公開
職業:
現役合格予備校